誰にでも自分の夢や目標を達成することや、何かを習慣化したいことなどはあると思います。
今回は、何かの目標達成や習慣化したい時に、なぜ、まずはできるだけちいさく始める事が良い理由を紹介します。
成功感覚をあじわう事ができる
小さな目標を達成することで、成功感覚をあじわう事ができます。
人間は、成功体験をすることで脳内からポジティブな物質[エンドルフィン・オキシトシンなど]が分泌されます。
これらの物質には、報酬を感じるとともに、興奮感や意欲を高める効果や楽しさや安心感を引き起こすという事が分かっています。
その結果、自信がつき、大きな目標に向けた努力を続けることができるのです。
習慣化しやすくなる
前文でも述べたように、成功感覚を積み重ねることで、脳内からポジティブな物質が分泌され、努力が苦にならなくなります。
例えば、毎日の朝散歩を習慣にするまでは、
「とりあえず、玄関を開けて外に出る」
「運動着に着替える」
「まずは、5分だけ外に出る」
そこまで、頑張らなくても簡単に達成できる目標に設定しましょう。
コツは、誰が見ても簡単に達成できると思えるほど、目標のハードルを下げてみることです。
うまく習慣化できれば、その後、少しづつハードルを上げれば良いだけです。
習慣化したいことを誰にもいう必要はないので、目標にするのが恥ずかしくなるくらいハードルを下げましょう。
まずは、成功体験をつみ重ねる事が目標です。
ロンドン大学の研究によれば、簡単な行動を習慣化するのであれば18日ほどが平均日数だそうです。
習慣化したい行動の難易度によって必要日数は変わりますが、習慣になるには、最低でも18日は必要な日数という事です。
人間は、一度習慣化してしまうと、その習慣を続ける習性があります。
ハードルをできるだけ下げて実行可能な目標達成を積み上げていけば、きっと習慣化できます。
モチベーションが上がる
小さな目標は、自分自身が目標を達成できると分かっている為、モチベーションが上がりやすくなります。
今後の行動に向けたポジティブな影響を与えてくれます。
これらの理由から、目標を達成したり、習慣化したい時には、まずは小さく始めることが良いとされており、心理学や行動科学に基づいて研究成果が発表されています。
決断力が高まる
小さな目標達成を継続し続けるととは、自信がつき自己肯定感が高まります。
そうすることで、今後の課題や問題に対しての決断力が上がります。
小さく始めることが習慣化することで、決断力を上げる効果が実証されています。
新しいスキルの習得しやすくなる
小さな目標を達成することで自信がつき自己肯定感が上がります。
また目標を達成し続けることで、習慣化します。
そうすることで、今後の課題や取り組みに対してのモチベーションが上がります。
また、小さな目標を達成することは、楽観的な見方も養う事もでき、物事に対して、
「きっとうまくいく」
「きっと大丈夫」
「とりあえずやってみる」など
未来に対して明るい見通しや考え方ができるようになっていきます。
「ポジティブシンキング」・「プラス思考」とメンタルも強くなる為、何事にも失敗を恐れずに挑戦できるようになります。
リスクが小さくなり、失敗へのストレスも軽減される
小さな目標は、もちろんのことリスクも小さくなり、失敗へのストレスも軽減されます。
ギャンブルに例えると、1億円かけるか1円かけるかのプレッシャーは、全くもって違うのは一目瞭然です。
たった1円ならリスクもほとんど無いようなものなので、たとえ失ったとしても、そこまで痛手にはならないでしょう。
この理論は、目標に対しても同じで、小さなリスクであれば、ストレスや失敗への恐怖も小さくなります。
まとめ [とにかく小さな目標を達成を意識]
とにかく、小さく始めたり・小さな目標を設定することで、リスクが小さくなり、もしたとえ失敗したとしてもストレスや被害も最小限にすることができます。
できるだけ、目標・仕事・作業を小さくして、とにかく小さな目標を達成し成功体験を得ましょう。
小さな目標を達成し続け、上手にポジティブな脳内物質を分泌していきましょう。
きっと、成功への近道が見つかり、高いモチベーションも維持する事できるでしょう。