こんにちは!今回のフリーランスラボは、長年のMacユーザーにも違和感なく安心してタイピングできる日本語配列で、外観もとってもクールでカッコ良い日本語配列のメカニカルキーボード、Keychron K3についてレビューしていきます。
Keychron (キークロン)とは?
Keychronは、2017年にキーボード製造に豊富な経験を持つキーボード愛好家のグループによって結成されました。彼らはミニマルなデザインで最も洗練されたメカニカルキーボードを作ることに専念しており、20年の経験を持つ工場と提携して一流のキーボードを生産しています。
[Keychron K3(日本JIS配列)] 商品概要
Keychron K3は、薄型でコンパクトなデザインのメカニカルキーボードです。
無線・有線接続に対応し、さらにMacユーザーにも嬉しい日本語配列が用意されています。
また、赤軸、茶軸の2種類のスイッチから選ぶことができます。
Keychron K3(日本JIS配列)には、WindowsとMacの両OSに対応したキーキャップが付属しているのが嬉しいところです。
特徴
薄型デザイン
Keychron K3は、薄型でコンパクトなデザインが特徴です。デスクの上でスペースを取らず、持ち運びにも便利です。
改良されたロープロファイルスイッチは、通常のスイッチに比べて40%薄くなっています。合理化されたアルミニウムボディとともに、K3は世界で最も薄くて軽いワイヤレスメカニカルキーボードの一つとして評価されています。
無線・有線接続
Keychron K3(日本JIS配列)は、Bluetooth接続による無線接続とUSB-C接続による有線接続の両方に対応しています。
無線接続では、Bluetooth 5.1チップセットを搭載しており、スマートフォン、ノートパソコン、iPadと接続しながら、自宅でもオフィスでも完璧な接続が可能です。
無線・有線接続と状況に応じて接続方法を選べるので、使い勝手が良いです。
日本語配列対応
MacOSとWindowsの両方で使えるKeyChronは、Macユーザーに特化したマルチメディアキーレイアウトを備えた唯一の製品といえます。
Keychron K3(日本JIS配列)は、日本語配列に対応しているため、日本語入力がスムーズにできます。
今まで何度か、見た目のカッコ良さを理由にUSキーボードも購入したことがありますが、enterボタンが小さかったり配列の違いで、タイピングミスが多くなってしまい、ストレスを感じてしまうので、USキーボードを使用するのを断念していました。
Keychron K3(日本JIS配列)は、これまで長年Macの純正キーボード[Magic Keyboard]を使用しているユーザーにも違和感なくタイピングができとても安心して使えます。
この部分は、僕自身も購入する際、最重要なポイントでした。
最初は初のメカニカルキーボードということで、Magic Keyboardとは高さが違い、少し戸惑いましたが、数日で慣れてしまい、今ではタイピングが楽しくなっています。
今後、Macの純正キーボード[Magic Keyboard]には戻れない気がしています。
スイッチの種類
赤軸
赤軸はキーが非常に軽く、柔らかいタッチで入力が可能です。クリック感が少なく、静かな操作ができ、長い時間のタイピングでも手が疲れにくいです。音を気にせずチャットしながら遊ぶことができ、長時間タイピングやゲームをする人におすすめです。
僕の仕事はほとんどパソコンで長時間タイピングしても疲れにくいとされているので、今回は、赤軸を購入しました。
メカニカルキーボードのタイピングは、とても楽しく快適なので、予算ができたら、別の軸も試してみたいと思っています。
茶軸
茶軸は、赤軸と青軸の中間の特性を持っています。適度なクリック感と反発力があるキータッチで、最も一般的なタイプとされています。メカニカルキーボードを初めて使う方には、茶軸を試すことでキータッチの感覚を確認するのがおすすめです。
人体工学に基づいた角度設計
人体工学に基づいた角度デザインにより設計、6°、9°の2段階に調節可能なゴム足で快適なタイピングを実現しています。
75%レイアウト
75%レイアウトは、テンキーレス設計をさらに小型化し、効率性を向上させるために生まれました。マルチメディアキーやファンクションキーなど、必要なキーにアクセスできる一方で、デスク上のスペースを節約するコンパクトなサイズが特徴です。
ただし、テンキーが必要なユーザーにとっては不便な場合もあります。さらに矢印キーも横一列に並んでいるため注意が必要です。
そのため、使用目的や好みに応じて適切なキーボードレイアウトを選ぶことが重要です。
ホットスワップ可能
Keychron K3は、世界初のホットスワップ可能なロープロファイルの光スイッチキーボードとして、さらなる努力で開発されました。MXスタイルのシステムとスタビライザーを採用、キーボード設計を何度も見直しました。
ホットスワップ機能は、カスタマイズ性が高く、メンテナンスも容易になります。ユーザーは好みのスイッチや、タイピング感に合わせて独自のキーボードを構築できるため、多くのメカニカルキーボード愛好家に人気があります。
18種類のRGBバックライト
18種類のRGBバックライトを搭載しており、その時の気分に合わせてキーボードの明るさを設定することができます。
以下のYouTube動画では、18種類のRGBバックライトのデモ操作をしています。
動画の補足になりますが、デモ操作のキーボードはUS配列で、日本JIS配列ではありません。RGBバックライトのイメージを確認してください。
デメリット・改善してほしい点
バッテリー持ち
Macの純正キーボード[Magic Keyboard]と比べると、充電する頻度が多いと思います。
RGBバックライトを搭載しているせいかもしれませんが、カッコ良いから全然許せる範囲です が、気づいた時に定期的に充電すれば問題ありません。
バッテリー残量が分かりずらい
バッテリー残量が分かりずらいのも許せる範囲ですが、わざわざショートカットキー[fn + B]を入力するのは手間です。また、残量もライトの色で判断しないといけないし、正確な数値も確認できません。
ここも改善してもらえると嬉しいです。
・バックライトレッド=0〜30%電力
・バックライトブルー=30%〜70%電力
・バックライトグリーン=70%〜100%電力
スリープモードからの復活時間
スリープモードからの復活時間もMacの純正キーボード[Magic Keyboard]と比べてしまうと、数秒ではありますがやや遅いと感じました。すぐに使用したい場合は、スリープモードをオフにすることをおすすめします。
Keychron K3のキーの組み合わせ表
Keychron K3キーボードには、特別な機能を持つボタンがたくさんあります。これらのボタンは、いくつかのキーを一緒に押すことで使えます。
どのキーを組み合わせて押すとどんな機能が使えるかを一覧できるページは以下よりご参照ください。
まとめ
Keychron K3は、薄型でコンパクトなデザインが特徴のメカニカルキーボードであり、そのデザイン性と機能性が高く評価されています。特にMacユーザーには、日本語配列対応で安心して使える点が大きなポイントです。また、無線・有線接続に対応し、赤軸、茶軸の2種類のスイッチから選べるため、用途や好みに応じて最適なタイピング環境を構築できます。
実際に使ってみた感想としては、スタイリッシュなデザインでデスク周りがスッキリとし、アルミニウム製の筐体が高級感を演出しています。また、選択したスイッチによって異なるタイピング感も快適で、キーの反応も個人的には満足しています。Macとの相性も抜群で、特に設定変更なしで使用でき、Mac専用のキーも用意されているため、機能性も高いです。
デメリットとしては、無線接続時の充電持ちがやや短い点と、スリープモードからの復活が遅い点が挙げられます。しかし、これらのデメリットは使用状況や設定によって改善できることもあり、全体的にはとても満足できる製品でした。
総じて、Keychron K3は、Macユーザーやデザイン性の高いメカニカルキーボードを求めている方におすすめの製品です。一部改善の余地はありますが、デザイン、機能性、そして使い心地のバランスが良いため、多くのユーザーにとって魅力的な選択肢となるでしょう。
Keychron K8 Pro QMK/VIA 日本JIS配列 [関連商品]
Keychron K3を数ヶ月使用したことで、メカニカルキーボードの魅力を存分に実感しました。現在は、「Keychron K8 Pro QMK/VIA 日本JIS配列」を愛用しています。スリムタイプとは異なり、打鍵感が格別で、その心地よさに惹かれて乗り換えました。
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